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「オカヤマアワード2019」授賞式にて大賞発表

2019.12.18

「オカヤマアワード2019」授賞式にて大賞発表

11月25日、岡山県内の各業界で活躍する若手経営者らを顕彰する「オカヤマアワード2019」の授賞式が行われました。10回目となる今回、11名の最終ノミネーターが選出され、その中から大賞者が発表されました。トミヤ社長の古市も実行委員会副会長として参加した授賞式の様子、10年間を振り返ったシンポジウムの様子をレポートします。

 

栄えある大賞は、全日本フリースタイルBMX連盟理事長・出口智嗣氏!

栄えある大賞は、全日本フリースタイルBMX連盟理事長・出口智嗣氏!

会場となったのは、スタイリッシュな紫のライトに彩られたルネスホール。集まった約220人の参加者が見守るなか、11名の各賞受賞者にトロフィが贈られ、壇上では受賞者が一人ずつ喜びのスピーチを行いました。受賞者の活動内容や今までの実績に加え、『世界で活躍できる人』という今年のテーマに基づいて最終選考された大賞がいよいよ発表。期待と緊張感が漂う中、司会者による大賞者発表の声が響き渡ると、客席から大きな歓声が沸き起こりました。2020年の東京オリンピック競技としても活躍が期待できるBMX。

 

 

岡山から世界のBMXへ 東京オリンピックでのメダルにも期待

出口智嗣(さとし)氏は、一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟理事長。BMXは「Bicycle motocross」が名の由来とされるように、自転車版モトクロスとして知られるアメリカ発のニュースポーツです。2020年の東京オリンピックでは、さまざまな技を繰り出し競うBMXフリースタイル・パークが正式種目に加わるなど、全世界で注目され、広がりを見せています。
幼少期よりBMXをはじめた出口さんは、16歳でスポンサーとプロ契約を結ぶなど早くから才能を発揮。その後BMXレースからBMXフリースタイルへと転向。現役引退後に全日本フリースタイルBMX連盟を立ち上げ、大会運営やPR、後進の育成などに尽力し、有望な選手をサポートし続けています。これまでの功績や、岡山県の本部から世界へBMXを発信する活動が高く評価され、オカヤマアワード2019大賞が贈られました。


「出口さんおめでとうございます。まずは来年の東京オリンピックでの大活躍を楽しみにしています!」と伊原木隆太岡山県知事からトロフィを受け取った出口さん。「僕たちは今、東京2020に向けて、BMXフリースタイルを世界に普及させるために努力しています。選手が東京オリンピックでメダルを取り、その基盤になったのが岡山の地だといえるように頑張っていきますので、みなさん応援よろしくお願いいたします!」とスピーチしたあと、会場は大きな拍手に包まれました。

 

 

次世代のリーダーの成長基盤となったオカヤマアワード

授賞式閉会にあたり、実行委員会副会長であるトミヤ社長の古市は「2010年第1回目のオカヤマアワードは表町商店街で行いました。当初は歓迎されない雰囲気もありましたが、3回目あたりからは『どうやったら受賞できるの?』と聞かれ、最近では『受賞したい』と言われるようになりました。認知度向上や目指してくれる人が増えたことは、本当に過去の受賞者の皆さんのおかげだと感謝しています。オカヤマアワードを行うことで、岡山の価値を高めることに少しだけ貢献できたのではないかと思っています」とスピーチ。


▲左より 末長氏 、井上氏、石川氏、古市、松田氏

実行委員会会長の石川氏は「日本を元気にするために、まずは地域から元気にする。そのモデルに岡山がなればと思いオカヤマアワードを立ち上げました。オカヤマアワードの価値は、受賞した人が受賞後にどのような大きな成果を上げていくかにあります。僕たちが思う以上に受賞者の皆さんがどんどん羽ばたいていく姿を見て、オカヤマアワードを10年続けてきて本当によかったと感じています」とこれまでの軌跡を振り返りました。

 

 

岡山の未来について語り合ったシンポジウム

授賞式に引き続き、オカヤマアワードの10年と今後の岡山の活性化について、シンポジウムが行われました。『それぞれの本業の事業を通して岡山にどう貢献していきたいか?』という司会からの質問では、「岡山に100億の売り上げを作れるリーダーが100人いれば、1兆円企業が実現できます。自分自身も背中を追われるようなリーダーになり、岡山をもっと豊かにしていきたいですね」と石川氏。トミヤ社長の古市は「まずはトミヤのある表町商店街をもっと盛り上げなければ。自分たちの商売を地に足をつけて地域を盛り上げることが、岡山の活性化につながると思っています。他地域の商店街に負けない、魅力のある表町にしていきたい」と話しました。

 

 


続いて『郷土愛について』では、副会長3名は「常に郷土と携わることが、郷土を愛することであり、地域を活性化するきっかけになる。オカヤマアワードも岡山の郷土愛の一端を担っていると思う」(末永氏)、「地元の小さなコミュニティがたくさん生まれ、つながっていくことで郷土への貢献という大きな流れを生むのでは」(井上氏)、「人は最初は自分のために働き、そして家族のため、組織のため、お客様のため、最後は社会のために働くようになる。ひとつひとつのステップを大事にしていれば、人生かけて郷土を愛し、地域も豊かになると思う」とそれぞれの思いを話しました。

 

石川氏は「実はオカヤマアワードには『コミュニティを作る』という裏テーマがありました。才能ある若い人たちと叡智ある方々を僕たちがつなぎ役となってコミュニティを作れば、新しい動きが生まれます。それがシナジーとなり、岡山の活性化、郷土愛の中心になるのではと。この思いも僕の郷土愛から生まれています」と回答。トミヤ社長古市は「自分が暮らしている郷土がいちばん楽しい場所なら、こんな素晴らしいことはないと思う。岡山を夢の国のようにしていきたいですね」と答え、シンポジウムは幕を閉じました。

オカヤマアワードは10年目を迎え、一旦ひと区切りを迎えましたが、今後もそれぞれの立場で岡山を盛り上げる新たな動きに期待が高まります。

 

【オカヤマアワード2019大賞】
出口智嗣(全日本フリースタイルBMX連盟理事長

【特別賞】
●スポーツ賞 
Juju(NODAレーシングコンサルタンツ・プロレーシングドライバー
出口智嗣(全日本フリースタイルBMX連盟理事長)【オカヤマアワード2019大賞】

●作家・クリエイター賞
石田和也(石田和也ギャラリー代表)

●地産品生産者賞
林慎悟(林ぶどう研究所代表)

●起業賞
清水正大(株式会社Zeals代表取締役CEO
久安宏一(株式会社ストロベリー代表取締役)

●学生賞
佐倉涼太(共生高eスポーツ部部長)

 

【部門賞】
●グルメ
寺田憲司(有限会社Jack-in-the-Box代表取締役)

●建築・インテリア
山本耕平(杣耕社代表)

●結婚式場
岸本裕子(株式会社サムシングフォー代表取締役)

●旅館・宿泊施設
土倉哲也(株式会社アトリエクオーレ代表取締役)

 

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